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明日も僕はそう想う

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TKFMのいろいろな日々の雑記。足跡がてらに適当にコメントでもよろしくお願いします。

冷蔵庫と冷凍庫

普段はまず間違えることのない「冷凍庫」と「冷蔵庫」。

夜勤明けの眠い時間に、パタパタ急いでいて間違えてしまっていたらしい…。

使おうとしたのは「冷蔵庫」。

入れようとした物は、採血スピッツ。

検査項目はBNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)。心不全とか心筋梗塞とか心臓から分泌される血中ホルモンを診るやつ。

安静20分後、採血をして即提出するのが理想ですが、早朝安静時や空腹時の検査項目とダブると早朝にまとめて採取するのが病棟での実際です。

今回の場合も空腹時血糖とダブっての指示だったので、なるべくギリギリの7時過ぎに採血。

採血スピッツを臨床検査室へ。そして、なぜか冷凍庫へ…。

完璧に僕の注意不足です。ハッキリ言って間違えるのがバカみたいな出来事。

普段は検査室に持っていくという行為すらしてないんで、普段やらなくていいことをした僕も間違ってたかもです。


なんで、よくうちの病院で出る提出時に一瞬悩む検査項目をおさらい。

「血中アンモニア」採決後即提出又は氷冷して提出
「PT(プロトロンビン時間)」 採血後即提出
「APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)」採血後即提出

HANPとかACTHとかもあるはずでしたが、よくよく見るのがこの検査項目。

どれも肝臓の度合い見てるような検査。あと、血液凝固因子。

アンモニアであれば、肝臓で無毒化されるはずのものがされてないと血中アンモニア濃度が上昇する。イコールで肝臓が悪くなっていて、劇症肝炎だったり肝性昏睡のリスクが高いことを示していたり。あとは、消化管出血疑いや腎不全疑いもこの検査。

トロンボはもちろん止血時間からの血小板数減少、そこからの関連因子で壊血病だったり友血病の発見、その他にも凝固時間が要する際に、血液凝固因子を生産している肝臓の障害なんかを数値からうたがうことが出来るやつです。


まぁ、とにかく些細な事にも注意しろという僕への警告です。
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by tkfm510 | 2011-09-01 21:01 | 仕事